2025.07.24 ネタとして
■ 番外編

さてこれは番外編の「ネタ」として追記しておきたい。実は港の目立たない一角で怪しげな活動をしているおっさんがいた。コンクリートの防波堤の影に隠れて、牛乳の1Lパックくらいありそうなゴツいトランシーバで何やらヒソヒソと会話している。
ちなみにトランシーバは、最近の機種は携帯電話くらいのコンパクトサイズでアンテナもせいぜいボールペン半分くらいのサイズしかない。写真(左下に偶然写っている)のように1m以上もアンテナを伸ばすのは中継局を介さずに何kmも遠くの相手と通信する場合で、要するに携帯電話のインフラを介さずに秘匿性の高いやりとりをしたいときに限られる。
おっさんは双眼鏡で沖の方を見ながら延々と誰かに状況を報告しているようだった。 なんだか面白いことをしているねぇ。

その目線の先には、海上自衛隊の最新鋭艦がいた。もがみ型と呼ばれるフリゲート艦で、大湊に配属されているのは8番艦となる 「ゆうべつ」 だ。 実はこれ、先月就役したばかりのピカピカの新鋭艦なのである。
筆者は 「これにご執心とは、まるで北朝鮮かロシアの諜報員みたいだな」 と思いつつも、筆者のような素人に背後をとられて距離2mまで詰められる間抜けなスパイもいないだろう、とそのまま黙って引き上げた。

ちなみに本当に諜報活動するのなら月のクレーターが撮れるクラスの高倍率デジカメのほうが双眼鏡よりよほど役に立つし、Youtubeのライブ中継を装って明るく 「イェーイ」 とカメラを回していれば怪しまれずに済む。
服装も1970年代のスパイ映画みたいな黒スーツに黒帽子じゃなくて、美少女ゲームキャラのプリントされたTシャツに軍オタっぽい迷彩パンツとかのほうがカムフラージュにはいいんじゃないだろうか。
そんな次第で、ネタはここまでにしておきたい。
<おしまい>














